不動産の三極化
不動産には、高く売れる不動産、普通に売れる不動産、売れない不動産の3つの種類があります。
春日井の不動産も三極化がますます進んでいます。
人気エリア勝川駅徒歩圏内の住宅地が坪60万で売れたとか5000万を超える分譲住宅も売れた。
優良な条件がそろえば買手は動く。そういう土地もある。
しかし。
これを聞いて何でもかんでも売れると思ったら大間違いなのであります。
何をもって優良な条件というのか。
愛着のある大切な財産である自分の不動産の自己評価が高いのはやむを得ないところですが、多くの場合、市場評価と乖離があるのが現状です。
とは言え、春日井の不動産売買の動向は、消費税増税の駆け込み需要は5から8%のときほど感じませんが、マイホームの購入意欲は相変わらず高いと思います。
そろそろ家を購入しようかという気持ちの後押しにはなっている感じがありますが、なんでもかんでも売れてるわけでは当然ありません。
買手もそう簡単には妥協はしないのです。
タダでもいらないものはいらない時代ですから、売る方としても他に同じような条件の不動産が売りに出てるのなら、多数の売り物件の中から買手に選んでもらう条件を備えているか。
ただ普通に売出ししてるだけで買い手に選ばれる優良な条件を備えた不動産はそこまでたくさんありません。
買いたい人が多いか、売りたい人が多いか。それによって価値が決まります。
売りたい人が多いエリアであれば、売れない不動産はますます売れにくくなるという可能性が高まっています。
少しでも高く売るためには客観的な目線が必要不可欠です。