
春日井の空き家相談が増えています
ここ数年、空き家問題のニュースを目にする機会が増え、相続した空き家をどうすればいいかという相談も増えています。
なんでも日本全体の総住宅数が6063万戸で、そのうち空家が820万戸、空家率が13.5%でこれからますます空家が増えていくだろうと。
この統計は戸建だけじゃなくアパートやマンション、別荘なんかも含まれているようですが、そりゃどんどん新築が増えて人口が減っていくわけですから空家は増えていくに決まっています。
ちなみに空家率が一番高いのが山梨県で17.2%で、わが愛知県は12%ということで下から全国10番目の低さらしいです。
特定空き家に指定されるとマズイ
空き家といってもいろいろありますが、問題になりそうなのは廃墟状態で古家が放置されているようなもので、近隣の防犯防災や風紀上、住環境に悪影響があることは想像できます。
平成26年に公布された「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、
●そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
●そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
● 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
● その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態
上記の状態と認められる空き家を「特定空き家」に指定されてしまう可能性があります。
その場合、固定資産税の軽減税率の対象外となって更地並に税額が上がってしまったり、行政代執行により強制的に解体処理等をすすめられてしまうケース(費用は所有者に請求されます)も考えられます。
空き家をどうすればいいのか?
放置された状態の空き家であっても、売るなり貸すなりできれば問題は解決するわけですが、所有者にもいろいろな事情があって売るに売れない、貸すに貸せないとかもあるでしょう。
少子化高齢化で人口も減っていけば、一部の都会の人気エリアを除けば、不動産の供給が需要を上回っていく流れとなりますので、いわゆる郊外や田舎といわれる地域は、所有者は売りたい貸したいと思ったとしても、その買い手や借り手がいないとか、そもそも需要がないという不動産も増えてくるでしょう。
春日井の空き家ならば活用方法はあります
幸いなことに、春日井はまだ不動産の需要は住宅中心に強いので、売るのも貸すのもできないもない、手の打ちようがないという不動産は少ないと思われます。
使い道のない不動産は、負の資産となる可能性もある時代です。価値のある不動産とそうじゃない不動産の見極めが大事になります。
春日井で空き家を所有されている方で、今後どうすればいいかお悩みの方は、ぜひ春日井シティ不動産にご相談ください。