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住宅ローンは団体信用生命保険加入が原則

団体信用生命保険(団信、だんしん)とは?

団体信用生命保険加入できないと住宅ローンは借りられない団体信用生命保険というのは、債務者が、住宅ローンの返済中に、事故や病気等で万が一のことがあった場合、その保険金により住宅ローンの残りの債務が弁済される保障制度です。

なので、住宅ローンの審査では、買主の収入や職業などの属性以外に健康状態というのも重要なポイントとなります。

一般的に、団体信用生命保険(団信)に加入できることがローン承認の条件になっています。

もし、健康状態や病歴で団信に加入できないとなると、民間銀行では住宅ローンを借りることが難しくなってしまいます。

住宅ローンは団体信用生命保険(団信)加入が条件

春日井のある中古住宅を購入したお客様のケースです。

住宅ローンの事前審査で某都銀から承認をもらい、売買契約を締結しました。

売買契約後、本審査にすすみ、団信(だんしん)の告知事項も特に問題なくクリアして、住宅ローンは本承認となりました。

順調にスケジュールがすすみ、売主と日程調整をし、残金決済日も決定しました。

買主様は、住宅購入後すぐにリフォームも予定してたので、残金決済日の翌日からリフォーム工事に入れる段取りも業者さんと組んでました。

あとは銀行と金銭消費貸借契約を締結して、決済日を待つだけの状態で、夢のマイホームへの引っ越しを楽しみにしていました。

 

融資実行までに団信の告知内容が変わると審査やり直し

ところが、想定外の出来事がおこります。

買主様が金銭消費貸借契約の数日前に『脱腸』の手術をしたことが判明しました。

手術とはいっても、日帰りで入院もない。病状もいたって軽く普段と変わらず元気。

何も問題がないように思えました。

 

しかし。

『脱腸の手術』をしたことが銀行で大問題になってしまいます。

いったい、なにが問題になってしまったのでしょうか?

 

銀行の担当者が言うには、住宅ローンの本審査と同時に、団信の申込時に、病歴や手術歴、治療状況など告知しますが、融資実行までに告知内容に変更があった場合、改めて団信の審査をやり直す必要があるといいます。

 

そうなると、月末の決済の予定は白紙。

売主にもリフォーム業者にも、日程延期の同意をもらわなければなりません。

 

延期になったとしても、住宅ローンの融資が実行されるならまだいいのですが、

再審査で団信が不可となる可能性もあるわけです。

その場合、融資否決になります。

延期どころか、契約の解除という選択肢も頭に入れる必要も出てきます。

住宅ローンは団信加入が原則必要しかも、すでにローンの本承認が下りた後のまったくの想定外の出来事。

契約解除の場合は、ローン特約による解除期日も過ぎているので

違約金の支払いが発生する違約解除しかできません。

まさか、こんな大事になるとは。

買主様はもちろん、私も、銀行もあせります。

 

結果、どうなったか?

団体信用生命保険に加入できないと住宅ローンは借りれない?結局、再審査が必要とのことで、病院の診断書を用意してもらい、団信の再審査となります。

当初の引受の保険会社も微妙な判断になるとのことで、念のため、別の保険会社の団信の審査も行いました。

結果としては、あらためて承認していただくことができました。

審査の結果が出るまでの2週間は本当にヒヤヒヤものでした。

 

売主によっては、引渡し遅延で債務不履行を指摘されて揉める可能性もありえる話でしたが、今回の売主様は、決済期限の延期に快く同意していただき、当初の予定から3週間遅れで決済をすることができました。

 

この買主様の場合、緊急を要する手術ではなかったので、融資実行してからの手術であればなにも問題なかったのですが、融資実行前に手術をしてしまった。

つまり、告知内容が変わったということで、団信の審査し直しとなってしまいました。

たまたま仕事の休みの都合で、融資実行前のタイミングとなってしまっただけのことだったのですが、それが病状以上の大変な出来事となってしました。

住宅ローンの団体信用生命保険の取り扱いには注意が必要です。私自身よく確認しておく必要があったと反省しました。

 

ちなみに、過去の病歴等で団体信用生命保険に加入できないという人もいらっしゃいます。

その場合、フラット35という住宅ローンは、団信の加入が強制ではなく任意で選択することができます。

団信に入らなくても利用できる住宅ローンのご利用を検討してくださいね。

 

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