pickup
買付とは

買付、購入申込書の基礎知識

新しい住宅街で学校にも近く、陽当りがよくて広さも価格も手ごろな売地。

たまたま同時に、その土地を購入をしたいAさんとBさんがいるとします。

買えるのはひとりです。

さて、どちらが購入できるでしょうか?

 

購入は、原則、先着順。

一般的に、土地や戸建の売買では、先着順で買い手を募っています。

AさんとBさんで言えば、先に購入の意思表示をした方が購入できるチャンスを得たということです。

そして、その意思表示は、原則、書面で行います。

冷やかしではなく、確実に買いますよ。という購入の意思を売主につたえるわけです。

その購入の意思表示を示す書面が、購入申込書です。業界用語で買付(かいつけ)とも言います。

購入申込書について

購入申込書の書式は様々ですが、

  • 物件情報
  • 購入価格
  • 支払条件
  • 契約期日
  • 引渡期日
  • その他条件
  • 署名捺印

など記載されています。

この条件なら購入します。売主がOKしてくれたら、速やかに手付金を支払って売買契約をする用意がありますとの意を込めて、買主は署名捺印するのです。

購入申込書を提出したからといって、契約しないと違約金が発生するとかはありませんが、とりあえずの押さえとして軽い気持ちで出すのはNGです。

先着順の意味は?

例えば、朝いちばんにAさんが申込みを送ってきて、1時間後にBさんが申込みしてきた場合。

基本的には、売主は、Aさんと商談を進めることになります。

Aさんが1番手。Bさんは2番手です。

この時点では、まだ売買契約の合意には至っていませんから、あくまでAさんは買主ではなく、買主候補という商談相手の位置づけです。

Aさんは、先着順で1番手の商談相手となりましたが、この土地を買えるかどうかはまだわかりません。

2番手以降に購入のチャンスはあるか?

売り手の希望する売却条件を、すべてAさんがOKして買付証明書をだせば、契約への障害はないでしょう。

でも、Aさんから値交渉があるとか、他の希望条件など、売主と合意できなければ、商談破棄となる可能性もあります。

あるいは、Aさんの住宅ローン審査が否決されれば、これもまた商談破棄。

その場合、2番手のBさんが1番手に繰り上がり、売り手と商談ができることになるのです。

チャンスはゼロではありません。しかしながら現実的として、1番手がそのまま契約となることがほとんどです。

Bさんには、2番手になった時点で、

「もっと良い物件を探しましょう。切り替えましょう。」

私ならそうアドバイスします。

こんなときは購入申込書を出すにはまだ早い

先着順だからと言って、ただ書面で出せばいいというわけではありません。

購入申込書は契約前に撤回しても、法的な拘束力はないので、とりあえず物件を抑えてからじっくり検討しようとする方がまれにいらっしゃいます。

たちの悪いことに、購入を急かす不動産屋がそのように誘導するケースがあるので注意してください。

購入をまだ迷っているうちは購入申込書を出してはいけません。

  • 物件のことをしっかり把握できてるか?
  • 購入する決断ができてるか?
  • 家族の意見は確認できてるか?
  • 住宅ローン審査の予定はできてるか?
  • 土地の場合、建築会社と相談できてるか?
  • 中古建物の場合、リフォームの相談はできてるか??
  • 手付金の準備と契約日は決めれるか?
  • 引渡しのスケジュールを理解してるか?
  • 購入して後悔しないか

    購入申込書を出す前に検討することはたくさんあります。

    お客様の都合を考えて、話をすすめてくれる不動産屋さんに相談してくださいね。

     

    おすすめの記事