【マイホーム売却】住みながら家を売るメリットとデメリット

マイホーム売却 住みながら 売るときのポイント

マイホームを売りたいけど、先に引っ越して空家にしないと売れない?というご質問をいただきました。結論からいうと、住みながらでも家を売ることができます。

今回の記事では、一戸建やマンション等マイホームを住みながら売ることのメリットやデメリットついて解説します。

空家にした方が売りやすい?空家にした方が高く売れる?などの質問についてもお答えします。

マイホームを「住みながら売る」のと「空き家にして売る」違いは?

いま住んでる家を売却する場合に、そのまま住みながら売る場合と、新居に引越して空家にしてから売る場合があります。売主の売却理由にもよりますが、マイホーム売却の現場としては、住みながら売る方が多く、空家にしてから売る方は少数派です。

「住みながら売却」のメリットとデメリット

マイホームを売る場合、売主の次の住まいが決まってなければ住みながらでも販売活動をすることができます。それが一般的な売主の売り方ですが、最終的には買い手に家を引渡すときまでは住み続けることが可能です。

「住みながら売却」の2つのメリット

住みながら売却の1つ目のメリットは、「早く売れる」ということ。まだ新居が決まってない場合、これから新居を探すとなると、最短で賃貸でも1~2カ月、購入なら3~6カ月はかかるでしょう。新居が見つからなければもっと売出しが遅れることになります。急ぎで売りたい人なら、住みながら売ることで売却期間を短縮することができます。

2つ目のメリットは、「住み替えのコストを軽減できる」ということ。住宅ローンの支払いが残ってる場合は、住みながら売ることで、新居のローンや賃料とのダブルの支払いを防ぐことができます。

「住みながら売却」の2つのデメリット

住みながら売却の1つ目のデメリットとしては、「周りに知られてしまう」ということ。広告等により家を売却していることをご近所に知られる可能性が高いので、気にしなければいいだけですが、無神経な第三者の好奇の目にさらされてしまうことがあります。

2つ目のデメリットとしては、「買い手の印象が悪くなる可能性がある」ということ。買い手の見学の際には、良くも悪くも売主の暮らしぶりをそのままみせることになるので、マイナスの印象を与えてしまう場合もあるので要注意です。(その逆に、良い印象を与えられれば売りやすくなる可能性もある。)

「空家にして売却」のメリットとデメリット

マイホームを空き家にして売るのは少数派なので、むりに空き家にする必要はまったくありませんが、すでに、次の住まいが購入にしろ賃貸にしろ決まっている場合など、できるなら空家にした方が売りやすいです。ただデメリットもあります。

「空家にして売却」のメリット

「空家にして売却」のメリットは、「売りやすい」ということ。「居住中の家」よりも「空き家」の方が、買い手の見学のハードルが低いです。不動産業者が買い手の案内をしますが、売主の立会いも不要で生活感もないまっさらな状態で見てもらうので、リフォーム等の新生活のイメージがしやすくなります。

「空家にして売却」のデメリット

「空き家にして売却」のデメリットは、「売れるまで住居コストが高くなる場合がある」ということ。住宅ローンの支払いが残っていると、新居の購入や賃貸の入居費などダブルでのしかかり、売れるまで時間がかかればかかるほど負担が続きます。

なお、住宅ローンの支払いなど負担がない場合はこの限りではありません。

「空家にして売却」した方が高く売れる?

空家にして売却した方が「売りやすい」のは間違いありません。しかし、高く売れるか?といわれると、高く売れるわけじゃないです。

例えば、住みながら売却予定の家の査定が3000万だったとします。でも空家にしたら3100万にとはならない。現実の価格査定で、住みながらと空き家で価格差はつけません。

一般論としては、売りやすいイコール高く売れる可能性はあると言えると思いますが、マイホーム売却については、「住みながら」と「空家にして」の価格の違いは目に見えるほどないでしょう。

「住みながら売却」の流れと注意点

「住みながら売却」の流れとしては、不動産業者と売出価格を決めて売却を依頼すれば、買い手を探す販売活動が始まります。広告をみた買い手から問い合わせが入り、見学日程を調整して、実際に家を見てもらいます。

買い手が家を気に入って価格等の条件が合意すれば売買契約をして手付金を受け取ります。あとは引渡時期までに家を退去すれば、決済して残代金を受け取り、家を買手に引き渡せば取引終了です。

買い手に好印象も与えるための注意点

買い手が見学をするときにできるなら好印象を与えたいですね。そのために必要なことは整理・整頓です。見学の日程は事前に調整するので、それまでに出来るかぎりでいいので掃除や片付けをしておきたいところ。ピカピカにする必要はないですが、リビングやキッチンや洗面や玄関まわりの荷物などが整理されているだけでも家の印象が良くなります。

あとは、売主にとっては手間となりますが、買い手の希望の見学日程になるべく合わせられるといいですね。売主の仕事や家庭の事情で、限定された日時しか見学できない場合もあると思いますが、より多くの買い手にみてもらえれば売れる可能性も高まります。

売主はいつまで住めるか?具体的な退去日は?

売主は引渡しの時期までは住むことができますが、具体的な退去日について説明します。

一般的には売買契約後2,3カ月以内に決済がおこなわれることが多いですが、双方が合意すれば契約してから半年後でも1年後でも大丈夫です。

売買契約を締結するときには、例えば、契約してから〇〇ヵ月後までに引渡す、令和〇〇年〇月末までに引渡す。など事前に引渡期限を決めてしまいます。

売主は必ずその期限までに家の引渡しをしないといけません。「まだ次の家が決まってないから引渡しを延ばしてください。」とかの自己都合の変更は通用しません。下手すると買い手から損害賠償請求の対象となる場合もあるので注意してください。

まとめ

マイホーム売却の場合は、空家にしてから売れる人はその方がいいですが、住みながら売るのが一般的です。

少しでも高く売るために売主ができることは多くはないですが、住みながらでも空家でも売却する場合はなるべく家をきれいにしておくこと。これが売りやすさにつながります。

たくさんの人に気に入られる家は当然売りやすいですが、マイホームの売却はたった一人の買い手に気に入られれば成功です。どんな家にもメリットやデメリットがありますが、それは買い手の好みによって逆の意味になることでもあります。その人の家族関係や経済事情や趣味や嗜好でなにが気に入るかわからない。

だから住んでいるからこそ、売主だからこそわかる家の気に入っているところやそうじゃないところも細かく不動産業者にきちんと伝えておくことです。

空家であっても、住みながらであっても、そんな売主の家に対する想いが、素敵な買い手との縁につながるものだと僕は思っています。

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この記事を書いた人

春日井シティ不動産代表。おひつじ座。宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター。妻・子5人の7人家族。強みは、不動産だけでなく、母校や商店会やPTAや神輿会など、春日井の暮らしで築いたご縁やつながり。お客様のお困りごとは年中無休でいつでも対応。趣味はラグビー。