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【隣地を買うメリット】隣の土地は倍の値段を出してでも買え!?

隣地を買うメリット 隣の土地は倍出してでも買え!?

隣地が売りに出たら自分の土地の資産価値を上げるチャンス!!

ちょっと以前の話になりますが、売買仲介をさせていただいた春日井の土地が3件あって、その各土地すべて隣地の方に買っていただいた取引が続いたことがあります。

それぞれ売主も売却事情も違いますが、2件は空き家が建っていた土地を更地渡しで、1件は土地の一部を分筆して売却していただきました。

土地にまつわる昔の格言「隣の土地は倍の値段出しても買え」

昔はよく、隣の土地は倍の値段だしてでも買え!と言われました。ホンマかいなと思われるかもしれませんが、いま住んでいる家の土地が狭くて窮屈だとか、増築や駐車場のスペースが欲しいとか、将来子どもに住まわせたいとか。

隣地を買うことで今まで以上に家や土地の使い勝手がよくなるし、昔のいわゆるバブル景気や土地神話が盛んな時代なら土地は値上がりするものとしてどこでも投資対象になったわけで、そういう頃なら倍出してでも隣地を買ってもメリットがあったのでしょう。

 

隣地を買うとどんなメリットがあるのか

いまどきは、隣の土地が売りに出ても必要ない、もしくは欲しくても資金的な余裕がなくて買えないという方がほとんどですが、倍はありえないにしても、隣地を買うことで大きなメリットがあるというのは本当です。いまでも隣地が欲しいので売ってくれるように地主と交渉してほしいと頼まれることも少なくありません。

 

なにより「家や土地の使い勝手がよくなる」

隣地を欲しがる理由はさまざまですが、家の駐車場やお庭のスペースを増やしたいとか、日常生活を便利にする目的が一般的です。この目的を果たそうと思えば離れた場所の土地ではダメで、自宅の隣地を買うことでしか実現できません。

中には変な人が隣地に越してきたり変な建物が建って日当たりが悪くなるリスクを回避したいという理由で隣地を買った人もいましたが、自分や家族が生活するにあたり家や土地の使い勝手が良くなるというのは、隣地を買うことで得られるわかりやすいメリットのひとつです。

 

もう一つの知られざるメリット「土地の市場価値が上がる」

別にいまの家や土地の使い勝手に不自由してないから隣地なんかタダでもいらないという人でも、隣地を買うことで思いもよらないメリットを得られるかもしれません。それは何かというと「土地の地形がよくなる」とか「面積がほどよい大きさになる」なら将来的に家や土地を売るときにいまより高く売れる可能性がでてくるということ。ただし条件があります。

 

隣地購入したら「自分の土地の価値が上がるか」を見極めるポイント

どんな土地でも隣地を買えば価値が上がるわけじゃないのでそこは見極めないといけません。

ポイントは2つ。

「1.地形がよくなるかどうか」と「2.面積がほどよいおおきさになるか」

詳しく見ていきましょう。

1.「地形がよく」なるか?

地形というのは土地の形です。正方形でも長方形でもいいですが、間口と奥行きのバランスが大事です。間口というのは「道路に面している部分の土地の幅」のことです。もし元々の間口が5mとか6mとかそれ以下の狭い場合、隣地を買うことで間口が多少でも広がると土地の地形は非常によくなります。春日井市の住宅地の場合、例としてですが、間口6mより間口10mの土地の方が市場価値は高くなります。

 

2.「ほどよい大きさ」になるか?

ほどよい大きさというのは、春日井市の住宅地においては40坪~50坪くらいです。住宅を建てたい人が一番欲しがる土地の面積です。例えばいま自宅の土地の広さ25坪の人がいたとして、隣地を買うことで併せて40坪~50坪の広さになるなら買っておいて損することはないでしょう。将来的に売るときに25坪の土地より40~50坪の土地の方が市場価値が高くなります。

 

そんな都合よく隣地が買えるのか?

そんなうまい具合に、間口5mの土地に隣地5m買い足して間口10mにできるのか?25坪の土地に隣地を買い足して面積40~50坪の土地にできるのか?といわれると、そんな都合よくはいきません。でもありえない話ではないです。考え方として、隣地を買うことで自分の土地や家の市場価値が上がる可能性があるということは知っておいてほしいと思います。

市場価値が上がった実例

1.旗竿地のAさんが道路側の土地を買い足した事例

30年前にもともと70坪あった土地を「道路側の土地30坪」と「奥の旗竿地40坪」の2区画に分けて販売された建売住宅がありました。その後、道路側の建売住宅の所有者が事情により売却することに。その話を聞いた隣地の旗竿地のAさんは相場価格で即決購入。

一般的に旗竿地は不整形で人気がなく相場の7割の価値と言われます。今回Aさんが道路側の隣地を買うことで旗竿地は整形地になり、将来土地を売却するときには相場価格で売れるようになったわけです。まさにAさんの土地の市場価値は上がりました。

2.間口が狭いBさんが隣地の一部を買い足した事例

100坪ほどの広さの隣地がずっと空き地の状態だったBさん。チャンスがあれば隣地を購入したいとは思うものの、100坪も必要ないし全部買えるお金もない。ほしいのは間口2m(約6坪)分です。買えれば念願の自宅の駐車スペースを広げられます。

地主さんは今は全く売る気はないとのことでしたが、何度もお願いしたところ6坪なら売っても残りの土地に支障もないからと売却してくれることに。Bさんの自宅は間口が2m広くなって地形がよくなり駐車スペースも増えました。結果として土地の市場価値は上がりました。

 

隣地を買うタイミングはいつか?

そうそうタイミングよく隣地が売りに出ることはありません。どれだけ隣地が欲しくてもお金があっても、地主が売ってくれなければどうしようもない。しかしいつかは売りにでます。特に高齢者が住んでいる家や空き地や空き家の状態なら相続などが起きたタイミングで売りに出るかもしれません。

売りに出る気配がないなら、自分から売ってくれるように交渉してもいいし、それを不動産業者に依頼してもいいでしょう。売ってくれるかどうかわかりませんが、ダメもとで当たってみる価値はあります。

 

安く買えれば言うことなし。相場で買っても損はしない。

今回の記事は隣地を買うことを推奨するわけではないですが、自分の家や土地の市場価値を高めるチャンスについて知ってほしくて説明しました。

相場の2倍はなしにしても、条件がハマれば相応の価格で買っても損はないでしょう。相場よりも安く買えれば最高ですが、市場価値うんぬん関係なく、使用目的があって欲しいなら、隣地を買えるチャンスをものにしてください。

土地を売りたい地主は隣地の人が買ってくれなくてもほかの誰かに売れればいいですが、買主として隣地を買えるチャンスは1回です。

ただし、隣地を買っても地形が良くならない、むしろ悪くなったり、土地の広さが中途半端になってしまうと市場価値が上がらない、下がるパターンもあるかもしれません。

不動産の価値の目利きができない人は信頼できるプロにアドバイスを聞いて判断してください。

 

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代表 山本直嗣

春日井シティ不動産株式会社代表。昭和48年生まれ。宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、心屋認定リセットカウンセラー。妻・子5人の7人家族。強みは、不動産売買や管理だけでなく、地域の商店会やPTAや神輿会など地元の縁やつながり。春日井の不動産と暮らしと人の魅力をブログで発信。お困りごとは24時間365日対応します。趣味はラグビーとキャンプと四柱推命。

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