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【家や土地を売った。手付金と残代金について】買主からいつお金を受け取れる?

売却代金の授受 土地や建物を売ったお金はいつもらえる?

家を売ったら、そのお金はいつ手元に入金されるのでしょうか。今回の記事では、売主はいつ売却代金をもらえるのか?について説明します。

 

土地や住宅を売却したら、売主はいつ売却代金を受け取れますか?

売り手と買い手が不動産売買の合意をすると、売買契約を締結することとなります。

手続きの流れとして、「売買契約」をしてから数か月後に「物件引渡し」を行うのが一般的です。

さて、その場合、売主が売買代金を受け取るタイミングはいつになるでしょうか?

 

売買契約時に「手付金」、引き渡し時に「残代金」を受け取る

結論から言うと、手付金は売買契約時に、残代金は決済時に買主から支払ってもらえます。つまり、「売買代金」は、手付金と残代金の2回に分けて受け取ることになります。

 

手付金の目安はいくら?

手付金の相場としては売買代金の1割が目安です。売買金額が2000万の土地であれば200万です。必ず1割と決まっているわけではありません。1割より多い場合も少ない場合もあります。

買主が手持ちの現金が少なく全額ローンを組む場合など物件の金額にもよりますが1割より少ない手付金で契約するケースは結構あるのではないでしょうか。数十万とか100万円とか、売主と買主で合意すれば1割じゃないといけないということはありません。

 

手付金は売買契約時に売主から受領する

手付金は買主から売主に支払われます。「売買契約」を締結するときに売主はそのお金を受け取ることができます。売買契約成立の要件としては売買契約書の署名捺印と手付金の授受が必要です。

手付金は買主が契約場所に現金で持参することも多いと思いますが、売主の指定口座に振込で入金される場合もあります。買主がパワービルダーなどの建売業者などの場合は保証小切手で支払われることもあります。

 

残代金は物件引渡しと同時で残金決済時に受領する

残代金というのは、売却代金から手付金を引いた金額。売却代金2000万円の土地で、手付金が1割の200万円の場合、残代金は1800万円。手付金が100万円ならば、残代金は1900万円です。

残代金は、取引の最終となる決済引渡しのときに買主から支払われます。通常は、買主が指定する金融機関に買主と売主と司法書士と不動産業者が集り、そこで売主の指定する銀行口座(他行でもOK)に振込で残代金が支払われます。

売主が現金をでの受け取りを希望すればそれも可能です。(大金を出金する場合は、事前に伝えておきましょう)

 

契約から引渡しまでの期間はどれくらい?

不動産売買の流れとしては、まずは「売買契約」をして、また後日に「決済引渡し」をおこなうのが一般的です。

契約の時点では手付金を受け取っても所有権は売主のままです。決済時に残りの残代金を受け取った時点でその不動産は買主の所有物になることになります。

契約から引渡までに期間については、一般的な土地や戸建やマンションなどの売買は1~3ヵ月くらいで定めることが多いです。

開発行為など行政の認可が必要な案件では、契約から決済日までの期間が半年や1年を超えるような取引もあります。業者買取のケースなどで、1~2週間で売買取引を完了してしまう場合もあります。

売買契約書には残代金支払・引渡日として、期限としての予定決済期日を記載しますが、最終的には売主買主の双方の決済準備が整った状況で期日より前倒しで決済がおこなわれることもよくあります。

 

なぜ、契約から残代金決済まで期日を開けるのか?

契約から残代金決済日まで、一般的には1~3か月くらいですが、なぜその期間が必要なのでしょうか?

例えば、土地を売る場合、売主は確定測量をして土地を買主に引き渡す条件とする取引が多いですが、その測量を土地家屋調査士に依頼して完了させるために、2ヵ月くらいかかってしまいます。解体更地渡しの場合も、売買契約後から引渡しまでの間に建物の解体や滅失登記を完了させる必要があります。

買主も住宅ローンを利用するケースだと、銀行との融資審査や融資実行の手続きにそれなりの時間を要します。

住宅ローン相談

一戸建やマンションなどの売買の場合、売主が居住中なら、新居への引越しの準備にそれなりの時間を要します。

契約の履行条件によって、契約から決済引渡しまでにどれくらいの期間を設けるのか決めることになります。売主も買主もお互いに契約しれから決済までに各自準備すべきことがあります。なのである程度の余裕をもって決済予定日を決めておくのです。

売主と買主が合意して決済準備がすぐ整えられるなら契約してすぐ、例えば1週間後に決済してもかまいません。

 

中間金を入れたり、一括決済する場合もある

売買取引は、買主と売主の意向や状況によって、さまざまなケースがあります。個別の契約条件にもよりますが、ケースによっては、契約と引渡しの間に「中間金」も入れて3回に分けて支払う取引もあります。

契約と決済を同時に行う「ザラ金、一括決済」という契約の場合、契約時に売買代金全額を授受し、登記も含めすべてを同日に完了してしまう取引もあります。

 

まとめ.すべては売主と買主の合意で決まる

不動産取引には、一般的な流れがありますが、案件ごとにケースバイケースで細かな条件が違います。売主と買主の意向を踏まえて支払条件やスケジュールを調整するのです。

売主が売却代金を使う予定があれば入金希望時期を、買主が資金準備の都合があれば支払希望時期を不動産屋さんに伝えておきましょう。

売主、買主双方が合意できる条件で不動産屋が交渉役として最終的には売買契約を取りまとめることとなります。

  • この記事を書いた人

代表 山本直嗣

春日井シティ不動産株式会社代表。昭和48年生まれ。宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、心屋認定リセットカウンセラー。妻・子5人の7人家族。強みは、不動産売買や管理だけでなく、地域の商店会やPTAや神輿会など地元の縁やつながり。春日井の不動産と暮らしと人の魅力をブログで発信。お困りごとは24時間365日対応します。趣味はラグビーとキャンプと四柱推命。

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