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売主はいつ売却代金を受け取る?

不動産を売却したら、売主はどのタイミングで売却代金を受け取れますか?

売り手と買い手が不動産売買の合意をすると、売買契約を締結することとなります。

手続きの流れとして、「売買契約」をしてから数か月後に「物件引渡し」を行うのが一般的です。

さて、その場合、売主が売買代金を受け取るタイミングはいつになるでしょうか?

契約時に手付金を、引き渡し時に残代金を受け取る

結論から言うと、売買代金は、売買契約時に手付金を受け取ります。

そして、あらかじめ約定した決済期日、引渡時に残代金とを受け取ります。

売買代金を手付金と残代金の2回に分けて、買主から売主に支払われることになります。

一般的には、手付金は売買代金の1割程度の金額を授受することが多いです。

その場合、売主は契約時に売買代金の1割、引渡し時に9割の残代金を受け取ることになります。

契約から引渡しまでの期間はどれくらい?

ちなみに、手付金の目安は、売買代金の1割程度ですが、この金額は売主と買主の協議で取り決めることができます。

買主が自己資金が少なく、銀行ローンを100%借りて購入する場合など、1割未満の手付金で契約することもあります。

また、契約から引渡までに期間については、1~3ヵ月くらいで定めることが多いです。

売買契約書には残代金支払・引渡日として、期限としての予定決済期日を記載しますが、最終的には売主買主の双方の決済準備が整った状況で期日より前倒しで決済がおこなわれることもよくあります。

なぜ、契約から残代金決済まで期日を開けるのか?

契約から残代金決済日まで、一般的には1~3か月くらいですが、なぜその期間が必要なのか?

例えば、土地売買の場合、売主は確定測量をして土地を買主に引き渡す条件とする取引が多いですが、その測量を土地家屋調査士に依頼して完了させるために、2ヵ月くらいかかってしまいます。

土地を売るのに測量って必要

買主も住宅ローンを利用するケースだと、銀行との融資審査や融資実行の手続きにそれなりの時間を要します。

また、一戸建やマンションなどの売買の場合、売主が居住中なら、新居への引越しの準備にそれなりの時間を要します。

住宅ローン相談

買主は、リフォームが必要なら、引渡し後に速やかにリフォームできるように、決済までのあいだに業者と打ち合わせをする時間が必要です。

売買契約において、売主も買主も、(契約の条件によりますが)契約から決済までにお互いにすべき準備があるので、ある程度の余裕をもった日程で予定期日を決めておくのです。

逆に、売主と買主が合意して、準備が整えるなら、契約後1週間後に決済してもかまいません。

中間金を入れたり、一括決済する場合もある

売買取引は、買主と売主の意向や状況によって、さまざまなケースがあります。

個別の契約条件にもよりますが、ケースによっては、契約と引渡しの間に「中間金」も入れて3回に分けて支払う取引もあります。

また、契約と決済を同時に行う「ザラ金、一括決済」という契約の場合、契約時に売買代金全額を授受し、登記も含めすべてを同日に完了してしまう取引もあります。

開発行為など行政の認可が必要な案件では、契約から決済日までの期間が半年や1年を超えるような取引もあります。

業者買取のケースなどで、1~2週間で売買取引を完了してしまう場合もあります。

まとめ.すべては売主と買主の合意で決まる

不動産取引には、一般的な流れがありますが、案件ごとにケースバイケースで細かな条件のすり合わせが必要なることも多いです。

なので、契約を締結する前に、売主と買主のお互いの意向や事情を踏まえて、支払条件やスケジュールを取り決めることになります。

売却代金を使用する予定がある売主様は、あらかじめ入金希望時期や取引に関する要望など、不動産屋さんに伝えておきましょう。

売主、買主双方が合意できる条件で最終的には売買を取りまとめることとなります。

 

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