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2025/04/06

【購入派?賃貸派?】名古屋のベッドタウン春日井市で徹底比較!

春日井市で家を「買う」か「借りる」か、どちらが得なのか?

テレビや雑誌、SNSなどでも度々取り上げられるこのテーマ。最初にお伝えしておくと、私は断然“購入派”ですが、今回は春日井市という地域の特性も踏まえて、整理してみたいと思います。

春日井の持ち家率は63.1%で、ほぼ全国平均。

平成27年の国勢調査の人口等基本集計というデータをみると、春日井市の持ち家率は63.1%。全国平均は62.3%。富山県は78.1%で持ち家率日本一。東京が45.8%で持ち家率最下位。春日井は人口約30万人の名古屋のベッドタウンですが、ほぼ全国平均値です。

別のデータによると、持ち家自体は昭和16年ごろの戦時中だと20%そこそこだったが、戦後の昭和23年には60%超えてたそうで、日本の文化として持ち家信仰が根付いて70年以上、現在に至ってるという状況です。令和になり、ポストコロナといわれる時代の大転換期ですが、旧来の大人になったら結婚して、家族ができて、家を買って一人前。みたいな価値観はいまだに根強い。

ところが、最近は、家を買うなんてムダとか、損するとか。賃貸の方が得とか、リスクが少ないとか、よく聞かれるようになりました。

ホリエモンとか、多くのインフルエンサー的な人も、マイホーム購入否定派の意見は多いように思います。

マイホームは資産じゃない??収益を生まない不動産は価値なし??

戦後以降、日本人の土地信仰というか、資産としての不動産への信頼は絶大だったと思うんです。とにかく不動産を持つ。持ったら離さない。土地の価値は上がり続けるはず。

けど、昭和末期か平成初期あたりからバブル経済崩壊して土地が暴落したり、少子高齢化がすすんで空き家が増え、家余り時代とも言われてます。また、20年以上も前ですが、ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」という本が流行りました。

個人的には極端な考えだと思いますが、収益性を生まない不動産は資産じゃないとか、ローンを抱えたマイホームはただの負債だみたいな考えもあったり。それこそ、親が子どものためにと残していた不動産をいらないという人も増えています。

不動産の収益性とかリスクに対する考えも一般に広く知られるようになって、不動産に対する価値観も変わりつつあるのがいまの時代です。

【比較】春日井市でマイホーム購入と賃貸、どちらが得か?

例)30歳・家族4人・春日井駅徒歩10分の立地

  • 購入:新築建売住宅(3,500万円・35年ローン・金利1%)
  • 賃貸:月額10万円のマンション

いずれも月々の住居費は10万円。30歳〜65歳までの35年間で総支払額は4,200万円です。


◆ 購入のメリット・デメリット

メリット

  • 自分の所有物。いつまでも住める。自由にリフォーム可能
  • 将来的に売却できる(立地次第で価値維持も)
  • ローン完済後は支払い不要。賃貸より長期的には支出が減る可能性あり

デメリット

  • 固定資産税(例:約15万円/年 → 35年で約525万円)
  • メンテナンス費用(最低でも年間10万円目安)
  • 売却損リスク、流動性の低さ(すぐに引越せない)

◆ 賃貸のメリット・デメリット

メリット

  • いつでも引越しできる自由
  • 家族や仕事の変化に柔軟に対応できる
  • 大きな借金(ローン)を抱える必要がない

デメリット

  • 高齢になると借りづらくなる
  • 生涯ずっと支払いが続く(例:75歳まで住み続ければ+1,200万円)
  • 好きな物件に住めるとは限らず、内装の自由度も低い

結論:金銭的な損得は「売却できるかどうか」で大きく変わる

購入と賃貸、支払い総額だけで見ると意外と差が出にくいかもしれません。ですが大きく違うのは、「買った家(土地)を売却できるかどうか」という点です。

もし価値を維持して売却できるなら、購入は圧倒的に有利になります。逆に売れなければ、負債となる可能性もあります。

購入派の私としては、春日井市においては、満足度の高い賃貸物件が都会ほど充実していないという現実もあり、家族と暮らすマイホームを購入するという充足感やステータスを得られるというのも、金銭的な損得だけでは測れないものがあると思っています。

どちらを選ぶかは、「春日井」という街の将来と、あなたの価値観次第

個人的には、名古屋のベッドタウンとしての春日井には一定の住宅需要が今後も期待できると考えています。もちろん、地域による「二極化」も進んでいます。選ぶ物件の目利きは非常に重要です。

そして何より、「家」は生活の土台です。金銭的な損得も大事ですが、自分や家族が心地よく過ごせるかどうかも大切な判断基準です。

この記事が、春日井市での住まい選びのヒントになれば幸いです。
購入派でも賃貸派でも、皆さまが素敵な住まいに出会えますように。

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