春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/03
古家付き土地の売り方|解体する?しない?メリット・デメリット徹底比較
古家を解体する前に知っておきたい土地売却のポイント
こんにちは、春日井シティ不動産の山本です。
今回は、「古家が建っている土地を売りたいけれど、解体しないと売れないの?」というご相談をもとに、
解体のタイミングと売却方法の選び方について、わかりやすく解説します。
■ 先に解体しないと売れない?→そんなことはありません!
結論から言うと、
古家が建ったままでも土地は売れます。
よくある売り方はこの2つです:
- 先に建物を解体して更地で売る(先行解体)
- 買い手が決まってから解体する(更地渡し)
個人の売主さんには、②の「更地渡し」をおすすめすることが多いです。
なぜかというと、解体費を先に払う必要がないからです。
▼「更地渡し」で売るメリット・デメリット
✅ メリット
- 解体費を事前に払わなくて済む
→ 売買契約後、引渡しまでに解体すればOK。
→ 解体費用は売却代金から支払えるので、自己資金が不要になることも。
⚠ デメリット
- 見た目の印象が悪いと、売れにくくなることも
→ 荒れた外観の古家だと、買い手のイメージが悪くなることがあります。 - 売れるまでの間、空き家管理の手間がかかる
→ 草木の手入れや近隣からのクレーム防止のため、最低限の管理が必要です。
▼「先行解体」で売るメリット・デメリット
✅ メリット
- 更地になることで見た目が良く、印象アップ
→ 「どんな建物を建てようか」とイメージしやすく、購入意欲につながります。
⚠ デメリット
- 先に解体費用がかかる
→ 木造30坪程度で100万~200万円が相場。
→ 売れるか分からないのに、先に大金を出すのはリスク大。 - 固定資産税が高くなる
→ 建物がある土地には税の軽減があります。
→ 解体して更地で1月1日を迎えると、翌年から税額が2~4倍になる可能性も。
▼「古家付き」でそのまま売ることも可能です
実は、建物をそのままにして土地ごと売るという方法もあります。
この場合、買主が解体費を負担しますが、売買価格からその分値引きされることが多いです。
売主としては費用負担が減りますが、売却金額が下がる可能性があることと、
古家があると売れにくくなるリスクがある点には注意が必要です。
■ 解体する場合に知っておきたいこと
- 解体範囲:建物・塀・庭木・物置・ブロック・地中の基礎など、敷地内すべてが対象です。
- 解体費の相場:春日井市周辺では木造住宅で坪3~4万円が目安。
→ 30坪の家なら100~120万円ほど。 - 解体工事期間:30坪程度であれば、書類手続き含めて約1か月(実工事は2週間程度)。
【まとめ】どの売り方がいいの?
売却方法 | 費用負担 | 売りやすさ | 注意点 |
---|---|---|---|
更地渡し | 契約後に解体、代金から支払い | 普通 | 売れるまで管理が必要 |
先行解体 | 解体費は先払い | 印象が良く売れやすい | 税金が高くなる可能性あり |
古家付き売却 | 解体不要 | 売りにくい傾向 | 売却価格が下がりやすい |
どの方法が一番正しいというわけではありませんが、
資金リスクや税金を考えると、「更地渡し」が無難でおすすめです。
■ 春日井市で古家付き土地の売却をご検討中の方へ
- 相続で古い家が残っている
- 解体した方がいいのかわからない
- できるだけ費用をかけずに売りたい
そんなお悩みがあれば、春日井シティ不動産までお気軽にご相談ください。
現地の状況や市場ニーズをふまえた、最適な売却プランをご提案いたします。
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監修者情報
-
春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣