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2025/04/23

はじめてのマイホーム購入ガイド|春日井市の購入初心者向け完全ロードマップ

はじめに:家を買うって不安。でも大丈夫

「そろそろマイホームが欲しいな」と思い始めたあなたへ。

でも──
「何から始めればいい?」
「どんな家を選べばいいの?」
「お金はどれくらい必要?」
そんな不安や疑問が次々と湧いてきませんか?

このガイドでは、春日井市で初めてマイホームを購入しようとしている方のために、物件探しから契約、そして引渡しに至るまでの流れを9つのステップに分けて、やさしく解説します。

読むだけで、「なるほど、こうすればいいんだ」と購入までの道筋が見えてきます。

STEP1|購入計画:理想と現実のすり合わせ

STEP1|購入計画:理想と現実のすり合わせ

  • どんな家に住みたいか?(新築か中古か、家の広さや間取り、土地の広さや形など)
  • どんな場所に住みたいか?(最寄り駅や学区、駅近か郊外か、周辺施設の利便性など)
  • 予算はいくらか?(毎月いくら返済できるか、自己資金はいくら用意できるか)
  • ほかの希望条件は?(とりあえず思いつくまま出してみる)
  • 春日井で今どんな物件が売られているか知る(ネットで知らべてみる)
  • 相場を知る(場所や広さで築年数でおおよそ決まる)
  • どういう条件なら手が届くのか(理想と現実をすり合わせる)

✅希望を整理する → ✅相場を知る → ✅購入の流れをつかむ

この“理想と現実のすり合わせ”が、物件探しの精度をグッと上げます。

✔まずはこの3つを明確に!

1.自分や家族の希望(理想)を整理する

2.実際の物件情報・相場(現実)を知る

3.購入までの流れ・必要な手続きを理解する

STEP2|物件探し:現地見学で“体感”する

STEP2|物件探し:現地見学で“体感”する

気になる物件があったら、まずは現地を見に行く習慣をつけましょう!
資料だけではわからない情報が、現場にはたくさん詰まっています。

  • ネット情報だけに頼らず、現地で空気や周辺環境を体感
  • 平日・休日・昼・夜、異なる時間帯での見学もおすすめ
  • 遠慮せずに気になる物件を問い合わせよう

🔍建物:傷や風通し、収納、間取り

🏘 周辺:交通、学校、生活施設、嫌悪施設

交通機関・学校や病院・買物施設への距離感。学校への道路通行や駐車のしやすさ。隣地や周辺環境の雰囲気(暮らしやすいと感じるか)など。良くも悪くも現地で何を感じるか?自分の直感はおそらく正しく、その積み重ねが物件を見る目を養うことになります。

✔営業されるのが不安な人へ

物件の問合せで不動産屋さんに連絡すると強引な営業をされるのでは?と心配な方もいるかもしれませんが、遠慮していては理想のマイホームに出会えません。最低限のマナーは必要ですが、興味のもてない物件や対応の良くない営業マンは遠慮なく断ってOKですよ。もし良い営業マンに出会えたなら、次の物件紹介もしてもらいましょう。物件探しには、親身になって相談に乗ってくれる不動産屋さん探しの要素もあります。

とりあえず外から見るだけでいいなら、現地の場所だけ教えてもらって、自分たちだけで見に行く人もいらっしゃいます。

STEP3|資金計画:返せる金額から逆算しよう

STEP3|資金計画:返せる金額から逆算しよう

マイホーム購入において「資金計画」は、最初に整えるべきとても重要なステップです。

資金計画とは、

  • どのくらいの予算で物件を探すのか?
  • その予算は無理なく用意できるのか?

を明確にすることです。

■ 予算は自己資金+住宅ローン

例えば予算が「2,000万」「3,000万」「4,000万」としても、その金額が本当に準備できるかどうかがカギです。

予算が大きければ選べる物件も広がりますが、無理のない返済計画が何よりも大切です。

  • 「借りられる額」ではなく「無理なく返せる額」を基準に
  • 自己資金+住宅ローン=総予算
  • 返済シミュレーション表を参考に目安を知る
  • 諸費用(登記、税金、仲介手数料など)も予算に含める

■ 借入金額の目安はどう決める?

【目安①】返済比率から考える
年収借入目安(35年・金利4%)
400万円約1,880万円(返済比率25%)
500万円約2,820万円(返済比率30%)
600万円約3,380万円(返済比率30%)

※返済比率=年間ローン返済額 ÷ 年収
※一般的に20〜35%が安全ラインです。

【目安②】毎月返済額から逆算する
毎月返済額借入額目安(35年・金利1〜2%)
80,000円約2,400万〜2,800万円
100,000円約3,000万〜3,500万円

家賃感覚で考えるとイメージしやすいです。
現在の家賃が月8万円なら、それに近い返済額で考えてみると良いでしょう。

■ 補足:審査で見られるポイント
  • 年収・勤務先
  • 家族構成
  • 借入履歴(カード・車・教育ローンなど)

銀行の審査はさまざまな要素で判断されます。
まずは「いくらまで借りられるか」ではなく「自分に合った金額はいくらか」を考えることが大切です。

1️⃣ いくら返せる?(毎月の家賃感覚でOK)
2️⃣ 諸費用込みでいくらまで出せるか計算
3️⃣ 自分に合った銀行ローンを比較

💡Point!「年収ベースの返済比率」も参考に!
(年収500万なら借入目安は約3,500万円前後)

不動産屋さんに相談すれば返済シュミレーションや銀行紹介もしてくれますが、自分で銀行に相談してもOKです。

📌銀行の比較も忘れずに!

STEP4|購入申込と交渉:先着順は“スピード勝負”

STEP4|購入申込と交渉:先着順は“スピード勝負”

  • 不動産購入は原則“先着順”
  • 申込書を提出して初めて「買う権利」を確保
  • 書面がなければ、いくら口頭で伝えても順番は回ってきません
  • 買う意思があるなら「購入申込書(買付証明書)」を提出
  • 価格交渉や条件交渉は「誠実に」がコツ
  • 希望条件(価格、引渡し日、手付金など)を明確に記載
  • 住宅ローンの事前審査もすすめていきます
✔交渉のコツは「誠実さ」

価格交渉や条件の希望がある場合、不動産業者を通して売主に伝えます。どれくらい交渉できそうか?いくらなら買う決断ができるか?価格以外にも引渡しの条件や時期など、交渉可能なことを不動産屋さんに確認してみましょう。
ここで大事なのは、上から目線にならないこと。不動産業者さんを上手に味方につけましょう。

🟢WIN-WINになることが大事。
❌足元を見るような交渉は逆効果!

✔購入申込書に記載する主な内容
  1. 希望価格
  2. 手付金の金額
  3. 契約希望日
  4. 引渡し希望時期
  5. その他希望条件
  6. ローン利用の有無など

✍️交渉の主役は不動産業者。しっかりサポートを受けよう!

STEP5|重要事項説明:契約前に最終チェック

STEP5|重要事項説明:契約前に最終チェック

  • 宅建士による物件の調査・説明
  • 権利関係・法令制限・ハザードマップ・告知事項の確認
  • 疑問点は必ず解消してから契約へ
✔後のトラブル防止のため契約前にはプロの調査と説明が必須

契約前には宅地建物取引士(宅建士)による「重要事項説明」が行われます。
これは、物件に問題がないか事前に確認し、安心して契約できるようにするためのステップです。

物件や購入手続きについて気になる点があれば、納得できるまで質問や要望を不動産屋さんに伝えましょう。

✔調査内容はこんなにたくさん!
  1. 所有者・登記内容の確認
  2. 建築制限(市街化区域/用途地域)
  3. 道路やライフラインの状況
  4. ハザードマップや災害リスク
  5. 境界や越境の有無
  6. アスベストや耐震診断の情報
  7. 過去の事故・告知事項 など

🔎心配や疑問が解決しなければ、この時点で商談ストップも可能!

STEP6|売買契約:正式な約束を交わす

STEP6|売買契約:正式な約束を交わす

✔「契約する」とはどういうこと?

売主と買主が「この内容で売ります・買います」と合意し、住宅ローンの事前審査もOKとなれば、
契約書に署名・捺印して手付金を支払うことで正式な売買契約が成立します。

✔契約前に「重要事項説明」をもう一度

契約の直前には宅建士による「重要事項説明」が行われます。
これは、物件の権利や法令制限など、後からトラブルにならないように最終確認するステップです。

  • 契約書に署名・捺印し、手付金を支払う
  • 契約時に必要な持ち物:実印、身分証、手付金、印紙
  • この時点で「お互いに約束を守る義務」が発生
✔契約時に必要なものチェックリスト
  1. ご本人確認書類(運転免許証など)
  2. 実印
  3. 手付金(現金または振込)
  4. 印紙代(契約書に貼付する収入印紙)など

※手付金は売買価格の5~10%が目安です。

🤝ここで正式な契約完了!

STEP7|住宅ローン本申込:ローン特約に注意

STEP7|住宅ローン本申込:ローン特約に注意

売買契約が完了したら、買主は速やかに住宅ローンの本申込を行います。ローン特約の期限内に本承認を得る必要があります。

✔本申込の流れ
  1. 売買契約書・収入証明・本人確認書類等を用意して申請
  2. 銀行の本審査
  3. 承認か否決の結論
  4. 承認がおりれば金銭消費貸借契約(ローン契約)
✔「事前審査OK」でも安心しすぎない!

住宅ローンは事前審査に通っていても、本審査で否決されることもあります。
だからこそ、契約書には**「ローン特約」**が付いているのが一般的。

✔ローン特約ってなに?

住宅ローンが万が一通らなかった場合に、
契約を無条件で解除でき、手付金も返してもらえる特約です。

ただし、契約書に「ローン特約」条項をつける必要があり

  • 承認期限(通常契約後1カ月程度)
  • 対象銀行(通常は事前審査を通した銀行)
  • 融資金額(通常は事前審査を通した金額)

などの条件付きとなります。一般個人の契約だとローン特約をつけるのが普通ですが、もしローン特約なしで契約してしまい銀行に否決されてしまった場合は、ローン特約による解約はできず、違約解除か手付解除で損失が発生する可能性があるので注意してください。

✅申込期限・対象銀行など、特約条件に注意!

STEP8|最終チェック:引渡し前の現地確認

STEP8|最終チェック:引渡し前の現地確認

物件の引渡前に、現地の最終確認を行います。契約の内容通りに引き渡しができる状態か確認します。ここで問題が発覚すれば、解決に向けて不動産業者が対応してくれます。

  • 新築:契約通りの仕様・設備・傷などを確認
  • 中古:付帯設備・不具合・残置物の有無を確認
  • 土地:境界杭・越境・整地状況などを確認

✔チェックポイント(物件の種類ごとに異なる)

🏠新築建売住宅

  • 契約内容通りの仕様か?
  • 設備は使える?建具はスムーズ?
  • 傷やへこみはないか?

🏢中古住宅・マンション

  • 契約で確認した付帯設備が残っているか?
  • 未申告の不具合や残置物はないか?

🌳土地

  • 境界杭が明確か?
  • 越境している箇所はないか?
  • 解体工事などの約束が履行されているか?

📷 写真記録もおすすめ!問題があれば引渡し前に交渉

STEP9|残金決済と引渡し:家があなたのものに!

STEP9|残金決済と引渡し:家があなたのものに!

✔この日が「正式にあなたの家になる日」

物件の残金支払い・登記・鍵の受渡しがすべて行われます。不動産取引の最終ゴールです!

✔当日の流れ(銀行窓口で実施されることが多い)
  1. 銀行で売主・買主・司法書士・不動産業者が集合
  2. 登記書類の確認 → 署名・捺印
  3. 買主が売主に残代金を支払う
  4. 税金や管理費等の精算(引渡し日を境に日割り)
  5. 仲介手数料など諸費用の支払い
  6. 売主から鍵や関係書類を受け取って引渡し完了!

🏡 おめでとうございます!新しい暮らしのスタートです

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不動産購入のプロとして、あなたのマイホーム計画を全力でサポートします!

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