春日井シティ不動産のブログ

KASUGAI CITY REAL ESTATE

  • TOP  >  
  • ブログ  >  
  • ​​​​​​​春日井市の空き家問題について

2023/03/20

​​​​​​​春日井市の空き家問題について

​​​​​​​春日井市の空き家問題について

平成28年に制定された「春日井市空き家等対策計画」によると、平成25年度の春日井市の住宅総数134,350戸に対して、空き家数は15,210戸(空き家率11.32%)でした。そのうちの40%くらい、約6,000戸がいわゆる長期不在の「その他空き家」と考えられます。実際に空き家の多くは所有者がきちんと管理される状態ですが、問題なのは、伸び放題の樹木やゴミ屋敷、老朽化で倒壊の恐れがあり近隣住民への防犯防災上の不安を与えるなど、長期の放置状態の空き家です。

放置空き家の原因は所有者と連絡が取れない

普通の空き家は近隣からクレームがあったとしてもすぐに所有者に連絡すれば対応できますが、どうしようもないのは放置空き家で、所有者がわからない、連絡がつかないというケースが多い。私たち、不動産業者も、空き地や空き家の調査で所有者を探して連絡をとろうと試みることがよくありますが、個人情報の扱いが厳しい昨今は、登記簿や近隣の聞き込みで調査するくらいしか方法がありません。連絡が取れてもまともに取り合ってくれない偏屈な人もいますが、放置空き家が増えても対策が進まない原因は、所有者に連絡が取れないという理由が多いのではないかと思います。

問題となる空家

そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

上記の状態と認められる空き家を「特定空き家」に指定されてしまう可能性があります。その場合、固定資産税の軽減税率の対象外となって更地並に税額が上がってしまったり、行政代執行により強制的に解体処理等をすすめられてしまうケース(費用は所有者に請求されます)も考えられます。

春日井の空家ならいろんな活用方法がある

最近は、愛知県外からの空家相談が増えています。春日井の実家を相続したけど、春日井に戻る予定はない。売るか、貸すか、現状のままか、どうすればいいかお悩みの方が多いです。お客様の意向や空き家の状況によってアドバイスは変わりますが、基本的に築年数が古かろうがボロボロであろうが、春日井市内であれば土地も含めればなんらかの不動産需要はあるのでなんとかなります。もし空家の需要がなければ空家を解体すれば土地需要が生まれますし、築50年を超えるような古い空き家でも住居じゃなく事務所や倉庫として借りたいという需要がある場合もあります。

空家相談が増えています

春日井の空き家をどうすればいいかお困りの方は、春日井シティ不動産にお問い合わせください。売った方がいいか、貸した方がいいか、建物を解体したほうがいいか、何もしない方がいいかなど、選択肢はいろいろとあります。お客様のご意向と将来の予定にあわせて最適な方法をご提案いたします。

  • 前の記事へ
  • 一覧へ戻る
  • 次の記事へ

監修者情報

無料査定依頼

売却方法はこちら

トップに戻る