春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/12
【高値で売れる土地の広さ】50坪と200坪、売りやすいのはどっち?
土地には地域ごとに「坪単価」の相場があります。
「〇〇町は坪40万円」「△△町は35万円くらい」などですね。
でも、同じ地域でも必ずしもその相場通りに売れるとは限りません。
同じ〇〇町でも、坪45万で売れる土地もあれば、坪35万でも売れ残る土地もある。
では、その違いは何か?
答えは、「売りやすい土地」と「売りにくい土地」の違いです。
売りやすい土地=欲しい人が多い土地
たとえば、50坪の土地と200坪の土地。
あなたが売る立場なら、どちらが売りやすいと思いますか?
結論から言えば、50坪の方が売りやすいです。
なぜなら、土地を探している人のほとんどがマイホーム用として50坪前後を希望しているから。
とくに春日井市の場合、その傾向は強いです。
マイホーム用地の主流は50坪前後
春日井は名古屋のベッドタウンとして発展してきた街。
土地購入の目的はほとんどが「自宅を建てるため」です。
- 2階建て4LDK
- 駐車場2~3台
- 庭や外構も整えたい
こうした希望を満たすには40~50坪くらいがちょうどいい。
しかも、土地価格は1500~2000万円以内が予算のボリュームゾーン。
例:
坪単価40万 × 50坪 = 2000万円
だから、買い手が多い → 競争も起きやすい → 結果として高く売れやすいのです。
一方で、200坪の土地は…
もちろん、200坪の土地にも需要はあります。
主に以下のようなケースです:
- 建売業者が分譲用地として買う
- 法人が事業用地として買う
こうした法人ニーズにマッチすれば、200坪でも高値で売れる可能性はあります。
ですが、買い手の数は圧倒的に少ないため、売れるまでに時間がかかることも。
しかも、買い手が見つからないと価格の下げ幅も大きくなりやすい。
「値下げしないと売れない」というリスクがあるのが、大きな土地の特徴です。
結論:ニーズが多い=高く売りやすい
売れやすい土地というのは、「需要が多い土地」。
つまり、「欲しい人が多い土地」なんです。
たとえ条件が少し悪くても、50坪前後の土地なら誰かしら買ってくれます。
一方で200坪の土地は、買い手が限られるぶん、売却戦略が大事になります。
補足:広さだけじゃなく、他の要素も重要
今回は「土地の広さ」にフォーカスしましたが、
実際には以下のような要素も価格に大きく影響します。
- 地形(整形地かどうか)
- 接道状況
- 日当たり
- 周辺環境
- ハザードマップ
最終的には、「誰に」「どうやって」売るかを明確にすることが、高値売却のカギになります。
まとめ
比較項目 | 50坪 | 200坪 |
---|---|---|
主な買い手 | 個人(マイホーム) | 法人(事業・建売) |
需要の多さ | ◎ | △ |
売れやすさ | ◎ | △ |
値下げリスク | 低 | 高 |
繰り返しになりますが、50坪の土地はニーズが多く、買い手も豊富。
一方、200坪の土地は用途が限られるぶん、売却には戦略が必要です。
ただし――
どんな土地であっても、なんらかのニーズはあります。
30坪でも、50坪でも、100坪でも、500坪でも、1000坪でも、10000坪でも。「どこかにいる買い手」と出会えれば、どんな広さの土地にも価値が生まれます。
それこそが、不動産のおもしろさであり、同時にむずかしさでもあるのです。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣