春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/04/14
【先祖代々の土地を売る罪悪感】土地は守るべきか?それとも売って整理すべきか?
■ 実家や先祖代々の土地の売却に悩むあなたへ
「できれば売ってスッキリしたい…でも、先祖に申し訳ない気がする」
「このまま持ち続けるのもしんどい…でも、今すぐ手放すのは気が引ける」
そんな風に、先祖代々の土地をどうするか悩んでいる方が、近年とても増えています。
売るべきなのか、残すべきなのか――
この記事では、心の葛藤と、現実的な判断材料の両方をお届けします。
時代は明らかに変わった
かつては「土地=資産」であり、持っているだけで価値が上がる時代でした。
しかし、今は違います。
🔻 将来的に値上がりする土地もあれば、
🔻 持ち続けるほど値下がる土地もある
「将来、子どもに残したい」と思っても、
**子どもから『そんな土地はいらない』と断られた…**という話も少なくありません。
これは、土地に対する価値観の大転換が起きている証拠です。
実家を売ることに罪悪感を持つ気持ち
私自身、長男として実家を売却した経験があります。
親戚の目も気になるし、
「自分の代で手放していいのか」と10年ほど悩み続けました。
最終的には、母と何度も話し合い、納得はしきれないまま、
「今しかない」と思い切って売却を決断。
維持できなかったことに対しては今でもご先祖様に申し訳ない気持ちはありますが、
売却後、心がスッキリしたことも事実です。
春日井市の土地、これからどうなる?
春日井市は名古屋のベッドタウンとして発展してきましたが、
2020年をピークに人口は減少傾向に入り、少子高齢化が進行中です。
需要と供給のバランスが崩れ始めれば、
土地の価格は「下がる方向」に向かいます。
特に、今後は「価値のある土地」と「価値のない土地」の二極化が進んでいくでしょう。
春日井市内でも地価の差は大きい
同じ市内でも…
- 駅近や商業施設があるエリア → 地価が高い・人気がある
- 山林や農地、古い住宅街 → 売りにくく、地価がつかないケースも
実際に、住宅地でさえ3倍以上、山林や農地では“値段がつかない”こともあるのが現実です。
つまり、「売れる土地」と「売れない土地」の差がどんどん広がっているのです。
まとめ:土地の価値と将来を見据えた判断を
土地を売ることは、単なるお金の問題ではなく、心の問題でもあります。
だからこそ、正しい知識と現実的な視点をもって判断することが大切です。
以下、ひとつの考え方として参考にしてください:
土地の状況 | 判断のヒント |
---|---|
今後も需要が高い立地 | 無理に売らずに保有でOK |
需要が少なく空き家が増えている立地 | 売れるうちに売る判断もアリ |
維持コストや管理が負担になっている | 精神的にも金銭的にも整理すべきタイミング |
✅ 「いまは売り時ではない」も判断のひとつ
✅ 「いま売らないと将来もっと困るかもしれない」もまた判断のひとつ
■ 最後に
よくある話ですが――
「バブルのときに売っておけばよかった」
「あのときは倍の値段がついていたのに」
そう後悔される方も少なくありません。
“いま”ならまだ買い手がいる。
10年後、“売りたくても売れない”状況になるかもしれません。
大切なのは、「子どもに残すべき土地」か、「いま整理すべき土地」かを、
冷静に見極めることです。
いまなら、まだ間に合います。
悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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監修者情報
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春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣