春日井シティ不動産のブログ
KASUGAI CITY REAL ESTATE
2025/03/27
家や土地を売ったらいつお金が入る?不動産売却の受け取りスケジュールまとめ
家や土地を売ったら、お金はいつもらえる?
不動産を売却する際、多くの方が気になるのが「いつお金が手に入るのか?」という点です。
この記事では、売却代金(手付金・残代金)の受け取り時期や流れをわかりやすく解説します。
不動産を売ると「2回」に分けてお金を受け取る
結論から言えば、家や土地を売ると、代金は次の2回に分けて受け取るのが一般的です。
- 契約時に「手付金」
- 引渡し時(決済時)に「残代金」
① 手付金:売買契約のときに受け取るお金
売買契約時には、買主が契約の証拠として手付金を現金または振込で支払います。
売買契約が正式に成立するためには、
- 売買契約書の署名・捺印
- 手付金の支払い(授受)
この両方が必要です。
手付金の金額はどれくらい?
目安としては売買価格の1割程度が相場です。
たとえば2,000万円の土地なら、手付金は200万円ほどです。
ただし、これはあくまで目安で、必ず1割と決まっているわけではありません。
例えば…
- 手元資金が少ない買主なら、1割未満でもOK
- 両者が合意すれば数十万円や100万円などでも可
- 逆に1割を超えても問題なし
重要なのは「売主と買主が納得していること」です。
② 残代金:物件引渡し時に受け取るお金
残代金とは、売却価格から手付金を引いた金額です。
たとえば2,000万円の土地で、手付金が200万円なら、残代金は1,800万円になります。
この残代金は、物件の引渡し(所有権移転登記)と同時に、買主から売主へ支払われます。
実際のやり取りの流れ
通常は、買主が利用する金融機関の応接室に、以下の関係者が集まります。
- 買主
- 売主
- 司法書士
- 不動産会社
そして、売主の口座へ振込で残代金を支払います。
(※現金希望も可能ですが、事前に銀行に連絡を)
売買契約から引渡し(決済)までの期間は?
不動産売買では、契約と引渡しの間に1〜3カ月程度の準備期間を設けるのが一般的です。
この期間は、以下のような準備のために必要です。
売主側の準備
- 境界確定測量
- 古家の解体や整地
- 抵当権抹消手続き など
買主側の準備
- 住宅ローンの審査・本申込み
- 契約書の再確認
- 頭金や諸費用の用意 など
これらの準備が整った段階で、「決済日」を迎え、残代金を受け取ることになります。
決済日を早めることはできる?
できます。売主と買主の準備が早く整えば、契約から1週間程度で決済することも可能です。
一方で、行政手続きや測量などが絡む場合は、半年〜1年近くかかることもあります。
居住中の家を売る場合は「引越し準備」もお忘れなく!
売主が現在住んでいる家を売却する場合、新居への引越し準備も必要です。
余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
手付金や残代金の額・時期は交渉で決まる
ここまで説明してきた「手付金の割合」や「決済時期」などは、すべて売主・買主の話し合い(交渉)で決まります。
不動産売買には次のようなパターンもあります:
- 中間金を入れる3回払い方式
手付金→中間金→残代金という3回に分けて支払うケース - 契約と決済を同日に行う「一括決済」
契約と同時に全額支払い・引渡しを行う取引(業者買取に多い)
こうした条件設定やスケジュール調整は、不動産会社が間に入って調整・交渉を行います。
もし「代金を早く受け取りたい」「準備に時間が必要」といったご希望がある場合は、早めに担当の不動産会社に相談しましょう。
まとめ
項目 | タイミング | 内容 |
---|---|---|
手付金 | 売買契約時 | 契約成立の証として支払われる |
残代金 | 決済・引渡時 | 所有権が買主に移ると同時に支払われる |
決済までの期間 | 一般的に1〜3カ月 | 準備状況により短縮・延長可 |
ご不明点があれば、お気軽にご相談ください。
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監修者情報
-
春日井シティ不動産株式会社
山本 直嗣